About医療特化の公認会計士事務所、開業と同時に"名刺代わり"となるパンフレットを制作名古屋市に2025年4月に開設された辻本公認会計士事務所は、医療法人・社会福祉法人・独立行政法人など、ヘルスケア事業者に特化した会計・アドバイザリーサービスを提供する事務所です。代表の辻本駿佑先生は、Big4監査法人のヘルスケアセクターで日本最大級の医療法人や社会福祉法人の監査・アドバイザリーに従事してきた経歴を持ちます。独立開業にあたり、営業活動やPRの場で「一目でサービスの全体像が伝わるツール」として、A4・4ページのコーポレートパンフレットの制作をご依頼いただきました。士業のパンフレットは堅くなりがちですが、辻本先生が掲げる「伴走支援」というコンセプト——現場に入り、改善を定着させるスタイル——を、言葉とデザインの両面で体現するパンフレットを目指しました。Datasクライアント辻本公認会計士事務所業 種会計士事務所仕 様A4/4P 事業案内パンフレット制作期間1ヶ月Project課題 ― 開業直後、まだ"形"のないサービスをどう伝えるか辻本先生の課題は明確でした。Big4監査法人での豊富な実績はあるものの、個人事務所として独立した直後であり、「辻本公認会計士事務所とは何者で、何をしてくれるのか」を端的に伝えるツールがなかったことです。特に難しかったのは以下の点です。「管理体制の改善アドバイザリー」「管理体制の整備アドバイザリー」という2つのサービスは、一般的な税務顧問とは異なり、概念が抽象的で伝わりにくいターゲットである中小医療機関の経営者・事務長は多忙であり、短時間で「自分に関係がある」と感じてもらう必要がある士業の開業パンフレットは「資格」「経歴」の羅列になりがちだが、それだけでは差別化できない営業現場、セミナー配布、郵送DMなど多様な場面で使える汎用性が求められるアプローチ ― 「課題共感→解決策→信頼→行動」の一気通貫設計① 表紙:コンセプトを一言で伝えるキャッチコピー「医療現場を支える運営パートナー」——このキャッチコピーに、辻本先生のサービスの本質を凝縮しました。「会計士」「税理士」という肩書きではなく、「運営パートナー」という言葉を前面に出すことで、「数字の専門家」ではなく「経営の伴走者」というポジショニングを明確にしています。② 中面見開き:問題提起から解決策への導線左面では「人が足りなくても、今いる人員で病院はまわせます。」という力強いメッセージで、中小医療機関の経営者が日常的に抱える人手不足の課題に寄り添います。「その業務、本当に必要ですか?」という問いかけで、「効率化」「リスク対応」「伴走支援」の3軸を自然に導入。右面では、既存拠点向けの「管理体制"改善"アドバイザリー」と新規事業・拠点向けの「管理体制"整備"アドバイザリー」という2つのサービスを、具体的な支援内容とともに整理しました。さらに、近年報道されている中小医療機関での横領事例(数千万〜数億円規模)に言及することで、「リスク対応の後回し」がもたらす現実の損害を示し、行動喚起につなげています。③ 裏表紙:代表プロフィールで信頼を裏づける辻本先生の経歴は、Big4監査法人のヘルスケアセクターでの実務経験、日本最大級の医療法人・社会福祉法人への関与実績、専門書の共編著、研修講師としての登壇歴と、非常に厚みがあります。これらを「主な関与実績」「主な執筆・講師」「保有資格」に整理し、閲覧者が「この人なら任せられる」と確信できる構成にしました。④ 2つのCTA:段階的な行動設計パンフレットの下部には、QRコード連動の2つのCTAを配置しています。「管理体制チェックリスト」(まず現状を知る)と「概算見積もり」(検討を具体化する)という2段階の入口を設けることで、読み手の検討段階に応じたアクションを促す設計です。Design【コンセプト】「現場にす〜っと風が抜けていく」爽やかさ公認会計士事務所のパンフレットと聞くと、ネイビーやダークグレーを基調とした重厚感のあるデザインを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、辻本先生のサービスの本質は「医療現場の負担をフワッと軽くする」こと。そこでデザインコンセプトを「新緑の爽やかさ」に定め、従来の士業パンフレットの常識を意図的に外しました。【配色】新緑のグリーンとスカイブルーの融合メインカラーにミントグリーン〜ライトグリーンの階調を採用し、アクセントにスカイブルーを配しています。この配色には2つの意図があります。1つ目は、「清潔感」と「安心感」の演出。医療機関に関わるサービスであること、そして辻本先生が現場に入ることで業務負担が軽くなるという価値を、色彩で直感的に伝えています。2つ目は、士業パンフレットの中での差別化。展示会やセミナー会場で他の士業事務所のパンフレットと並んだとき、一目で「何か違う」と手に取ってもらえる。新緑の配色がその役割を果たしています。【表紙イラスト】大木が象徴する"長く育てる"パートナーシップ表紙には、どっしりとした大木のイラストを中心に配置しています。これは単なる装飾ではなく、「クライアントの医療経営を長期にわたって支え、一緒に育てていく」という辻本先生のサービス哲学を象徴するモチーフです。大木の周囲には小鳥や若葉をあしらい、成長・再生・生命力といった医療現場にふさわしいポジティブなイメージを重ねています。士業のパンフレットでここまで柔らかいイラストを全面に使うのは珍しいですが、「伴走支援」というサービスの温かみを視覚的に伝えるには、写真よりもイラストの方が適していると判断しました。【中面レイアウト】左で共感し、右で解決する見開き設計中面の見開きは、左右で明確に役割を分けています。左面(課題提起ゾーン)は、余白を活かしたゆとりのあるレイアウト。「人が足りなくても〜」のキャッチコピーを大きく配置し、読み手が最初に目にする面で「自分の悩みが書いてある」と感じてもらう設計です。問題の連鎖(人手不足→負担増加→患者満足度低下→リスク対応後回し→新規事業の余力不足)をフローチャート的に図解することで、漫然とした不安を「構造的な課題」として可視化しています。右面(解決策ゾーン)は、情報量を凝縮しつつも、グレーの帯やボックスで視覚的に区切ることで、読みやすさを担保。「改善」「整備」の2サービスを対比構造で並べることで、読み手が自院に当てはまるサービスを瞬時に判別できます。【イラスト・アイコンの統一感】温かみのある手描きタッチパンフレット全体を通じて、手描き風のイラストとアイコンを一貫して使用しています。表紙の大木と同じトーンで、ビジネスパーソンの困り顔、ディスカッションの場面、チェックリストのモチーフなどを描き起こすことで、「堅い士業の資料」ではなく「親しみやすい相談相手からのメッセージ」という印象を全体に通しています。手描きタッチのイラストは、辻本先生のブランドとしての一貫性を生み出しています。Client Voiceお客様の声作成いただいたパンフレットは、デザイン・内容ともに多方面から非常に高い評価をいただいており、現在はPR活動の主軸として幅広く活用しております。PRの現場でも「一目で内容が伝わる」と好評で、弊社のブランドイメージを的確に表現していただき感謝しております。— 辻本公認会計士事務所 代表 辻本駿佑先生※クライアントご本人の許可を得て掲載しています。Teamクライアント辻本公認会計士事務所ディレクションコピーライト法令チェック佐藤おさむ(OS write)グラフィックデザインfujiwara-graf「何をしている事務所か」、一目で伝わっていますか?士業や専門サービスのパンフレットは、つい資格や経歴の羅列になりがちです。「この人に頼むと何が変わるのか」を、読み手の課題起点で設計するコピーとデザインで、PR活動の武器になるパンフレットを制作します。